注文住宅を建てる際、どんなことを気にしますか?このサイトでは断熱性と耐震性、さらにシロアリ対策の3点に注目し、注文住宅会社選びをサポート。失敗しない会社の選び方や会社選びの基準を紹介しています。
津山市に拠点があり、費用補助も受けられる岡山県産の木材を使っている会社が、標準仕様でどのくらい「冷えない」「揺れない」「喰われない」ための対策を取っているのか、比較してみました。
断熱設備 | 耐震設備 | シロアリ 対策設備 |
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建築工房彩家 公式サイトで 施工事例を 見る |
公式サイトに記載 あり |
公式サイトに記載 あり |
公式サイトに記載 あり |
萩原住研 公式サイトで 施工事例を 見る |
公式サイトに記載 あり |
公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし |
兵恵建設 公式サイトで 施工事例を 見る |
公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載 あり |
公式サイトに記載なし |
院庄林業住宅 公式サイトで 施工事例を 見る |
公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし |
建築工房彩家 | 断熱設備 | 公式サイトに記載 あり |
耐震設備 | 公式サイトに記載 あり |
シロアリ対策 | 公式サイトに記載 あり |
公式サイト | 電話問い合わせ | ||
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萩原住研 | 断熱設備 | 公式サイトに記載 あり |
耐震設備 | 公式サイトに記載なし | シロアリ対策 | 公式サイトに記載なし | 公式サイト | 電話問い合わせ | ||
兵恵建設 | 断熱設備 | 公式サイトに記載なし | 耐震設備 | 公式サイトに記載 あり |
シロアリ対策 | 公式サイトに記載なし | 公式サイト | 電話問い合わせ | ||
院庄林業住宅 | 断熱設備 | 公式サイトに記載なし | 耐震設備 | 公式サイトに記載なし | シロアリ対策 | 公式サイトに記載なし | 公式サイト | 電話問い合わせ |
では、ピックアップした4社の詳しい特徴を見ていきましょう。
建築工房彩家の家づくりはすべて、棟梁を務める社長など、ベテランの腕利き職人を中心に作り上げてくれます。
ベテランの技術に依存することなく、積極的に次世代のスタッフ育成も進めています。
建築工房彩家では家づくりで重要な柱には、岡山県産のヒノキを使用しています。岡山のヒノキは香りが良いだけでなく、耐久性や木目など、複数の点で優良な建材であると評価されています。
一流建築家によるデザインや設計の支援を受けられる"HOMA"に加盟しており、デザイン性の高い家づくりが期待できます。
さらに2018年12月にその"HOMA"が"Journal Standard Furniture"とのコラボ住宅を開発することが発表されました。津山市内でJournal Standard Furnitureのアイテムがしっくりくる住宅を建てるのであれば、一度相談することをおすすめします。
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引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/5582 |
引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/5487 |
引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/10591 |
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引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/5582 |
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引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/5487 |
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引用元:建築工房彩家公式サイト http://saika-web.jp/showcase/10591 |
1960年に創業し、半世紀以上もの間、津山で注文住宅を建て続けている萩原住研。建てて終わりではなく、住み始めてからの不具合にも対応してくれます。
萩原住研では、引き渡し後の注文住宅に住んでいた方が化学物質過敏症になったことをきっかけに、自然素材の家づくりに注力し始めました。自然素材では難しかった、コストダウンも積極的に行っています。
萩原住研の標準仕様は徹底して自然素材が使われています。システムキッチンや浴室も、シックハウス症候群を引き起こす要因となる「ホルムアルデヒド」を発生させない高品位ホーローを採用しています。
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引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2013/index.html |
引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2012/index.html |
引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2011/index.html |
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引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2013/index.html |
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引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2012/index.html |
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引用元:萩原住研公式サイト http://www.h-juken.co.jp/case/2011/index.html |
平成元年から津山の注文住宅づくりを続けている兵恵建設。地元を知り尽くしているからこそ、地域に即した工法を用いて、最適な家をつくれるのです。
長く住むための家づくりを会社のコンセプトとしている兵恵建設では、岡山県産の木材をはじめ、自然素材での家づくりを勧めています。住む人の健康と環境を守れる快適な家の提供を追求しています。
一級建築士事務所としても届け出られており、自社設計が可能な兵恵建設。施主さんの希望を最大限実現するべく、打ち合わせには毎回注力しています。
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引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/雪見障子の和室のある家 |
引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/吹き抜け階段でつながる家/ |
引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/津山の家/ |
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引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/雪見障子の和室のある家 |
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引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/吹き抜け階段でつながる家/ |
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引用元:兵恵建設公式サイト http://hyoe-kensetsu.com/work/津山の家/ |
院庄林業住宅の公式サイトでは、標準仕様についての記載がありませんでした。ただ、断熱に関しては、「ZEH」の標準化を目指す旨の表記がありました。
院庄林業住宅は、津山市で木材を生産・加工している院庄林業の関連会社。院庄林業が生産した木材を中心に扱っており、木を見る目は確かだと言えます。
院庄林業住宅では伝統的日本家屋はもとより、デザイナーズハウスにも対応可能。専任設計士ができる限りの理想を実現できるようプランニングしてくれます。
全社でISO14001(環境マネジメント)の認証を受けている院庄林業とその関連会社では、省エネへの取り組みを行っています。院庄林業住宅では省エネ住宅に注力し、ZEHにも対応できる体制作りが進められています。
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引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/503 |
引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/1 |
引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/764 |
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引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/503 |
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引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/1 |
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引用元:院庄林業住宅公式サイト http://www.innosho-jyutaku.com/works/764 |
壁体内換気システム、SxL構法など、独自の技術で家づくりを続けてきた会社。「機能とデザインの一致」をコンセプトにしています。
1958年の創業以来、最新のノウハウを取り入れながらライフスタイルに合わせた注文住宅づくりを続けてきた住宅会社。
住友林業が地域工務店とコラボレーションしたイノスグループの一員。丈夫で災害に強く、光熱費をかけずに快適に暮らせる家づくりがコンセプト。
岡山県は平成24年から4年間、ヒノキの生産量が全国1位でその品質もトップクラスと言われています。耐久性・香り・木目の美しさ、どれをとっても優良とされています。また、その木材を加工する製材業者もヒノキの特性を熟知し、加工技術を磨き上げています。
そのためヒノキを含めた岡山県産材を利用して出来上がった住宅構造材は、特に品質が高く評価されているのです。
ヒノキなど岡山県産材を使うことで補助金を受けられる可能性もあるので、家づくりの費用を少しでも軽くしたい場合は、検討してみると良いでしょう。
津山の注文住宅づくりで耐震性・断熱性・そしてシロアリ対策を重要視していることには、以下のような理由があります。
津山市は周囲を山に囲まれているため、昼夜の気温差が大きく、夏は暑く冬は寒いという内陸性気候になっています。その上、市内の一部は豪雪地域にも指定されています。
そんな寒暖差の激しい津山で快適に暮らすためには、外気温の高低にかかわらず、家の中を一定の温度に保てる断熱性の高い家に住むべきなのです。
津山市とその周辺には活断層が確認されており、これが震度6強の地震を引き起こす可能性も指摘されました。熊本地震のように、地震が起きないだろうと思われていた地域でも甚大な被害が生まれているため、津山市でも耐震性にこだわった家づくりが求められます。
地震大国・日本では、安全に暮らすためには地震対策が不可欠。それ以外の災害への備えは適切な地震対策をしてこそ、有効と言えます。
津山市に限ったことではありませんが、家の寿命を長く保つためにはシロアリ対策は絶対に必要。最近では、シロアリが建物の断熱材の中に巣を作り、家を蝕んでいったという事例もあります。
せっかく建てた家に長く快適に住まうためには、基礎の段階から徹底したシロアリ対策は欠かせません。
ほとんどの注文住宅会社で、上記の断熱・耐震・防蟻の対策は、オプションとして実現可能でしょう。
しかし、注文住宅の予算には限りがあります。これらの設備が標準仕様であれば、その分の予算を他のオプションに回すことで、理想の家をより実現しやすくなるでしょう。ですので、これらの性能が標準仕様になっている住宅会社をおすすめします。
注文住宅を建てる上で、特にチェックしておきたい住宅性能のことや、家を建てる注文住宅会社を選ぶためのポイント、そして住宅ローンや補助金、土地の価格相場などのお金の話まで、家を建てるために必要な基礎知識をまとめてみました。注文住宅会社に相談する前に、ぜひご一読ください。
木材の性質を活かすためには、その土地の気候や風土を考慮した家づくりが大切です。気温の上下、季節ごとの気候の変化、雨や雪の量、湿度…などなど、いろいろな要素があります。これらに対応した家づくりをすれば、たとえ外は過ごしにくい気候だったとしても、家の中は快適になります。
津山市は、昼夜の気温差が大きく、また夏暑く冬寒いという内陸性気候の土地です。この気温の上下は、からだにも家にも大きな負担になります。
津山市に注文住宅を建てるにあたり、まず用意しなくてはいけないのは家を建てるための土地です。まずは、津山の土地の価格相場をチェックすることから予算を考え始めましょう。
ここ5年間の土地取引状況をリサーチすると、約33,000円/m²が取引価格の平均となっています。都市計画上の住宅地域に限って言えば、平均は約41,000円/m²。この数値を基準に、予算内でどれくらいの土地が手に入れられるか、計算してみましょう。
家を建てる際に、一定の条件を満たすと自治体からの助成金・補助金を受けられます。県と市からの補助があります。
特に注目すべきは岡山県産材を一定以上使った住宅に適応される「おかやまの木で家づくり支援事業」という補助金です。
津山市でも、地域産の木材を一定以上の割合で使うことで補助金が得られ、複数の補助が同時に受けられるケースも。こちらも一定の条件があるので、適合するかどうか確認してみましょう。